えらいくたびれてたからでしょうね。珍しく、どうやって帰ったかの記憶が抜け落ちている笑
時に舌禍を招く私なもんでやらかしていないだろうか。おお怖…
だもんで予定していた朝一番の回には間に合わなかったんですが、観てまいりました。
原作からの改題を訝しんだのですが、考えてみると同じく二宮さんが出演されていた
『硫黄島からの手紙』との混同を避ける意味もあったかもですね。
本編内容にふれてしまうと思いますので、これからご覧になろうという方はここで引き返すのが良いかと。ただ一言だけ付け加えますと、絶対に小説の方にもふれて欲しい。どうか。
昭和初期を扱うとほぼ必ず行き当たる、いっとき大いに栄えた満州。映画はそこから始まります。
(予告編ネタバレし過ぎだろうよ!ってことで短いやつ載せました)
正直なところ、中盤を過ぎるあたりまではなかなかピンと来なくって
小説に涙した身としてはうーん、やりきれない心地でおりました。
ただ、多少力業ながらも(いわゆる、全部乗せってやつでしょうか)
「こういう物語にしたい」という明確な指針が感じられる構成になっていました。軸となる5人の男たちが背負ったものも、ある意味での答えが終盤に示されます。
それは何千何万という兵隊さんたちのことを想い、出来る限り彼らに報おうという心なのかもしれません。
役者さん、どなたも素晴らしかったですよ…
脚本を手掛けたのはTEAM NACSの占守島をテーマにした舞台も書かれている方でした。
ということは、思い入れはとても強いのかもしれませんね。それを言うなら安田さんもかな
2時間半の尺を取って、戦時下での出来事を能う限り詰め込んでと
先述した全部乗せは奏功したところもそうでなかったものもあったように感じました。言い回しが気になってしまった箇所や熱演が補ってくれた部分も少なくはなかったかと。
でも、かつて実際にあった想像を絶する理不尽・苦難を身近と言いますか、観る側に明解な形をとって大勢の方に示してくれた。このことが大事だと思います。
まったくもって図らずも、いまの世界情勢に照らさずにはいられないですよね。決して戦争になど行きたくない。生き延びられる気がしないし、向こうにいるのはゆえなく殺し合う相手に違いないのだから。
ぜひ映画館へ足を運んでみてください。エンドロール、内容とは裏腹に笑顔がいっぱいあって私はとても好きです。
そしてどうか小説を。
しかし二宮和也さんは凄いですね…
彼の主演作を観たのは『硫黄島〜』と『検察側の罪人』に続いて3つめでしょうか。
次は『浅田家!』かなあと考えています。
いつになく口数多かったですねわたくし。昨夜もこんなんだったらどうしよう…
一転して頭も目も冴えちゃってもお。明日に響きませんように!
Theピーズ/クリスマス